息子介護でのオーディオ・ライフ
学生時代から、音楽鑑賞が趣味の一つです。
クラシック音楽が守備範囲。
他には昭和歌謡、アニソン、ジャズなどもちょっと。
そのため、学生時代からオーディオにも興味がありました。
しかし、これに充てられる資金は望むべくもありません。
私の極々細やかなオーディオ・ライフを振り返ってみます。
小学生、中学生、高校生時代のオーディオ
小学生時代、1965年前後。
LPレコード用の蓄音機を買ってもらいました。
初めての30 cm LPレコードは小学4年生ぐらいの時。
フォスター名歌集 ロジェー・ワーグナー合唱団 Capitol Records
赤いレコード盤。ジャケットは、アメリカの広大な牧場の写真。
疑似ステレオであることを、ずっと後で知りました。
蓄音機はモノラルですから。
それと、何故か東海林太郎のLPも愛聴盤でした。
1965年(昭和40年)67歳のときに、ステレオで再録音したベスト盤。
変わった小学生。
私の中学生時代は1970年前後。
このときに、カセットテープレコーダーを買ってもらいました。
目的は英語の勉強用だったはず。
しかし、テレビから流れるアニソンやドラマ主題歌を取りまくりました。
「巨人の星」「忍風カムイ外伝」「タイガーマスク」「柔道一直線」・・・
小学生時代に放映されたテレビ番組も、さかんに再放送されていました。
「鉄腕アトム」「鉄人28号」「風のフジ丸」「マグマ大使」「三人の母」・・・
高校生のときもカセットテープレコーダーが愛機でした。
このときにミュージック・テープなるものを初めて知りました。
ワルター指揮の田園、カラヤン指揮の新世界などを購入。
イヴァン・レブロフのロシア民謡、高橋竹山の三味線なども。
英語のカセットを聞いていればよかったのですが・・・。
学生時代のオーディオ
ついに、大学生。
この頃は、モジュラーステレオを使っていました。
モジュラーステレオ、今は見かけません。
ミニコンポみたいなものです。
アンプ、レコードプレーヤー、カセットデッキ、チューナーが合体。
ナショナルの卓上タイプでした。
四畳半一間のアパート暮らし。トイレは共同、風呂は無し。
付属のスピーカーを使わずに、ヘッドホンで聴いていました。
食費を浮かせて、LPレコードを買ったり、コンサートに行ったり。
全てがクラシック音楽関連です。
独身時代のオーディオ
就職して、実家に置いてあったオーディオを社宅に持ってきました。
スピーカー VICTOR SX-3 III
プリメインアンプ TRIO KA-7300(現有、稼働可)
レコードプレーヤー Technics SL-1500
カセットデッキ メーカー型式不明
このシステムの音は柔らかく、室内楽が絶品だったと記憶しています。
ただし、当時はステレオ空間、いわゆる「音場」という意識が希薄。
貧弱なオーディオ知識で、ただただ聴きまくっていました。
就職した頃にCDが出現し、レコードからCDへ移行。
社宅は一戸建てで、周辺に人家はありませんでした。
存分に音を鳴らせる理想的な環境。
徐々に音の鮮度・輪郭・芯などの不足を感じてきました。
そんな中で、段階的に追加購入。
CDプレーヤー marantz CD-54
スピーカー Technics SB-6A
スピーカー VICTOR SX-500
プリメインアンプ ROTEL RA-870BX
SB-6Aのユニットはハニカムディクスという平面振動板。
しかし、その印象をあまり覚えていません。
私の嗜好からは遠い所にあるスピーカーだったと思います。
きっと迷った挙句に、極端なものに走ってしまったのでしょう。
SX-500とRA-870BXの組み合わせはよかったと記憶しています。
結婚後のオーディオ
新婚して子供が産まれてからは、子供中心の生活。
徐々にオーディオは追いやられ、行き着くところはヘッドホン。
約20年間、スピーカーが無い暗黒時代を過ごしました。
その間、BOSEのAMS-1IIを購入。
テレビの音声を聴いたり、CDを聴いたりしていました。
しかし、ゆったりとしたクラシック音楽の鑑賞には程遠い状態。
600枚以上のLPレコードがあったでしょうか。
この大半を売りました。
レコードプレーヤーは廃棄。
LPレコードでは、埃などによるノイズが気になっていました。
CDにはそれがまったくありません。取り扱いも便利。
迷うことなく、CDに移行していきました。
今、LPレコードがブームになっていますが、私は戻りません。
時は過ぎ、子供は学生。オーディオの復活です。
六畳和室の片隅を使うことができるようになりました。
スピーカー ALR JORDAN ENTRY Si
CDレシーバー ONKYO CR-D1
サブウーファー ONKYO SL-A250
このENTRY Siはとても素晴らしいスピーカーです。
ステレオ空間の音場というものを再認識。
「スピーカーが消える」ことを、これほど実感したことはありません。
今まで、何を聴いてきたのだろうと思いました。
サブウーファーの利用も始めました。
あるサイトに感化されたのです。
サブウーファーを加えると、一味加わります。
遠距離介護でのオーディオ
遠距離介護を開始。定年が間近に迫ってきた頃です。
定年後、再雇用をせずに息子介護を行うことがほぼ確定。
実は、親を呼び寄せるために、自宅の八畳和室を空けておいたのです。
この時点で、これが不要になりました。
床をフローリングにして、私の書斎兼リスニング・ルームに改造。
なんだか夢のような変化でした。
こうなるのだったら、早く決断すればよかったと後悔しきりです。
この時、CDレシーバーが故障したことを契機にオーディオを一新。
スピーカー DALI MENTOR MENUET S.E.
プリメインアンプ YAMAHA A-S700
CDプレーヤー Cambridge Audio azur 351C
サブウーファー ONKYO SL-A250(継続使用)
スピーカーをENTRY SiとMENUETにしました。
このソフト・ドーム・ツィーターの2つのスピーカー。
ほんとに私にマッチしています。
和田さん、A-S700 いい音だしてますよ~。
息子介護でのオーディオ
定年退職して、実家に移ってきました。
まだ、両親の介護には時間的な余裕があります。
そこで、早々に行動を開始しました。
物置部屋になって久しい祖父母の部屋を大掃除。
ここに自宅から運んできたオーディオを設置。
これを機に、さらに充実。
チューナー YAMAHA T-S501
サブウーファー Fostex CW250B
おわりに
私の身の丈に合ったオーディオ・ライフです。
オーディオを追及する人にとって、笑止な内容かもしれません。
オーディオから出てくる音楽は私の糧です。
これからもそうでしょう。
息子介護の山は、これからやって来ます。
(2018年6月20日)
