父が畑仕事を放棄

2018年(平成30年)、猛暑の夏。
ついに父は、長年続けてきた畑仕事を放棄しました。
「畑はお前に任せた」

「とんでもない」
畑で野菜を作るような趣味、私にはありません。

もう、外仕事はウンザリです。
遠距離介護、その後の在宅介護で二年余り。
この間、庭の土木整備、庭木の処分、庭木の剪定、雑草管理・・・。
ずっと手入れが不十分だった庭。
今になって私の身に降りかかってきました。
これまで放っておいた報いでしょうか。
いやいや違います。
最近まで、元気だった父は、人の話に耳を貸しませんでした。
父に何を言っても、「いいだ、これで」の一言。

この上、畑まではとっても手が回りません。
畑といっても、猫の額ほどですが。
結局、父は出来なくなっては放り出し、私はその後始末。

本来、親の介護といえば、食事、入浴、掃除などが主になるはず。
我が家では、それに加えて庭の管理がセットで付いてきます。
さらに、畑でトマト、キュウリ、ホウレンソウ、コマツナ・・・。
無理、無理、無理。
今年を最後に家庭菜園は終了です。

ただし、心残りはあります。
畑は両親の張り合いになっていることは事実。
父は種蒔き、オロヌキ、水やり、枝の誘引・・・。
母は毎朝の収穫。
これが日課になっていて、外に出る良い機会でした。

この夏の猛暑は異常でした。
日中、外に出るのは危険。
家に居てくれた方が安心ではありました。
そのかわり、しかたがなく私が畑の管理をしていたのです。
来年の夏はどうなるのでしょう。

そこで考えました。
来年からは、プランターを使った野菜作りをしてみるかなあ。
ミニトマト、キュウリ・・・、なんとかなるか。
(2018年9月22日)