続 嫁・姑問題の今後の対応

嫁・姑問題が顕在化して、さらにエスカレート気味。
物理的な距離と感情的な距離を取ろうと考えました。
この夏から、妻の滞在を2泊3日から1泊2日に変更。
やっぱり、母から文句が出ました。

発端

妻はほぼ隔週で自宅から実家に来ています。
以前は、実家で2泊3日。
その間、私の身辺の整理整頓、季節に合わせた衣服、寝具などの整理。
そして家事一般をこなして帰宅していました。

その妻の滞在を2泊3日から1泊2日に変更した当初。
事前に、私から1泊2日に変更することを両親に言ってありました。
しかし、「今回は、今日帰ります」という妻の言葉に両親は驚いた様子。

1泊2日にしてから三回目の妻の来訪時。
食事が終ろうとしていた時です。
母が、いつものように、カレンダーを見て日程の確認をしていました。
ここで、今回も嫁が1泊で帰ることに気が付いたようです。
「ちょっと〇〇さん、今日帰るってこと?」(〇〇は妻の名前)
ちょっと剣のある物言い。
眉間にしわが寄っています。
「来た来た、こりゃいかん」と私は思い、つい割って入りました。
「カレンダーの通りだよ、前々回から1泊にしているじゃないか」

ここから、私と母の水掛け論。
まあ、しかたがないでしょう。

母の不満

母からでた言葉。
それは、以前よりも端的でした。
「子供が親の面倒をみるのは当然でしょう」
「お前は男でしょう」
「男のお前がそういうことを言うのかい」
「私は何でもできるから、世話なんか焼かなくていいんだよ」
「私をのけ者にするってわけだね」

母が思い描いていた介護は、嫁が主体の介護。
「息子が在宅して嫁が居ない」
「どうして嫁が看ないのか」
「どうして息子が家事をしているのか」
これが根底にあるようです。

かといって、嫁が居るのも気に入りません。
嫁の行うことには、いちいちケチをつけようとします。

「子供が親の面倒をみるのは当然でしょう」
この母の言葉に、つい私も感情的になってしまいました。
その話しの流れで、親戚のことに話題が移りました。

親戚の動向

親戚が、自分の将来を考えて、施設に移ることを考えています。
子供はいますが、家には戻らないようです。
そこで必要になるのが、家じまい、墓じまい。
他の親戚に対して、墓じまいの打診があったようです。
我が家には直接の問い合わせがありませんでした。
他の親戚の者から漏れ聞いた話です。

別の親戚は、遠からず夫婦で施設に入ると手紙で知らせてきました。
一方が認知症のため、生活のほとんどをもう一方が一人で担っているとのこと。
認知症の母が、その親戚の認知症を心配しているのです。
なんとも、不思議な感じがします。

親戚の動向に、以前から、父も不満を口にしていました。
視力・聴力が共に弱っているので、独り言のようなものです。
「俺よりも親戚の者は若いのに、なんで施設に行くのか」
「あの親戚には息子がいただろう、何をしているのだ」
「施設に入って、今はいいよ。もっと先になったらどうするのだ」

父はまったくの認識はずれ。
父は、終の棲家として老人ホームを選んだことが理解できません。
やはり、子供が親を見ることへの義務意識が根底にあるのです。
自分はこうやってちゃんと生きているのにという自信が感じられます。
私の犠牲については、当然だと思っているようです。
なんとも、虚構の自信。

私の妻の両親も施設に入りました。
周囲のこのような状況を、私の両親は理解していません。
私は、妻とともにため息をつくばかりです。
認知症の母と、身体障害者の父に理解させるのは酷なことと諦めています。

自分たちの覚悟

両親のような考えは、80歳以上の人は皆が持っているのかもしれません。
しかし、驚いたことに、私と同年代の看護師さんも同様でした。
私の家に親を引き取るように、嫁への強い示唆があったのです。

私たちも、自分の老後について真剣に考えなくてはなりません。
ただし、ケアマネからも言われています。
「予想しても、予想しきれるものではない」
これが困るのです。
不確実なものへの対応はなかなか難しい。

母の不満、その後

さて、私と母の水掛け論が始まって30分。
案の定、父は何も言いません。
聞こえていないのか、聞こえないフリをしているのかわかりません。
ただ、黙って腰掛に座っているだけです

そのうちに、母が泣き出しました。
何に対しての涙なのか、検討がつきません。

そういえば、母は昔から、窮地に立たされると涙していました。
こうやってみると、母の作戦のようにしか見えません。
その後、なんとなく話は途切れました。

おわりに

あれから2か月が過ぎようとしています。
最近、妻の1泊2日が定着しました。
父も母も、慣れたようです。文句はでません。
妻も、やることをみっちり行って、さっと帰ります。
言いがかり的な文句を浴びる機会が減った分、妻は楽になったようです。
(2018年10月31日)

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